精神訪問看護について

訪問看護を利用するのはお年寄りばかりではない

訪問看護と聞くと、真っ先に思い浮かぶのはお年寄りが利用する福祉サービスを想像するかもしれません。しかし条件がピッタリあうのなら、年齢は関係ございません。また体の調子ではなく心の不具合で、訪問看護を取り扱っています。
病院によりけりなので一概には言えませんが、川崎の訪問看護の場合は心理相談やデイケアも受け付けています。他の場所ではグループホームや、就労継続支援を承っているところも。幅広く対応している所が多いので、利用して損はありません。

精神訪問看護とは?

精神訪問看護は、ケアを必要としている人を対象にした福祉サービスのことです。生活の場(自宅)へ看護師などが赴いて、将来的に自立できるように支援するのが狙いとなっています。事業所だけでなく他の病院との連携を取りますので、確実な看護を受けることができるでしょう。
精神科へ受診していると、再燃再発の恐れと向き合わなければいけません。二度と起きないためのサポートや、服薬支援。また医療機関への受診を促すことも実施。他にも生活支援も大事なお仕事です。

訪問看護の効率化

事業所によって変わりますが、精神訪問看護は1日3件~4件訪問。今は電子カルテ化されていますので、タブレットを使ってカルテに記入することもございます。
訪問看護はとても大変な仕事ではあるものの、少しずつ効率化。浮いた時間を看護にあてることができます。

訪問看護の大きなメリット

病院に入院するのも、1つの手です。しかし精神科の場合、長期にわたる入院も珍しくありません。人によっては、20年以上も入院生活を送るのです。しかし病院に入院したからとはいえ、改善の傾向はゼロ。病院の場合、何もかも全てケアすることができないからです。ケアが出来る範囲は入院中のみで、退院すれば手も足もでないのです。
でも訪問看護であれば、生活の大半をカバー。繰り返すようですが、病院や地域全体でカバーするのが訪問看護です。大勢のプロが携わることにより、最適なサポートを見出すことができるようになっています。

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