茨城で生産される梨の紹介

茨城は梨の生産量が全国3位

フルーツ王国として名高い茨城での梨栽培は、古く江戸時代からの歴史があります。温暖な気候や豊かな水、水はけのよい土質という好条件に恵まれ、県西・県南地域を中心につくられています。夏から秋にかけて様々な品種の梨が栽培され、その生産量は千葉県、長野県に次いで、全国で第3位(令和2年度出荷量)となっています。

茨城の梨シーズンは、水分が豊富で柔らかさが特徴の幸水から始まります。
そして、じっくり熟成させた下妻甘熟梨(しもつまかんじゅくなし)、大きくて果汁たっぷりの県オリジナル品種の恵水(けいすい)、甘味と酸味がマッチした爽やか風味の豊水、ジューシーでシャリっとした食感のあきづき、酸味が少なく風味のある新高(にいたか)、甘くて日持ちするのが特徴ににっこりなど、10月の終わりごろまで順にそれぞれの美味しさを楽しむことができます。

特に、茨城県オリジナル品種の恵水(けいすい)は、開発に17年の歳月をかけたと言う、相当のこだわりが感じられる梨です。深い甘みや爽やかな香り、シャリシャリ食感などが魅力的な恵水は、9月上旬~下旬にかけて旬を迎えます。

茨木の梨の購入方法は?

茨城の梨は、県西地域の筑西市、下妻市、県南地区の石岡市、土浦市、かすみがうら市などの農産物直売所やスーパーでも購入することができます。
収穫時期によって店頭に並ぶ品種に違いがありますので、品種にこだわる場合は、事前に問合せすることをおすすめします。

また、配送してくれる直売所や、梨狩りができる農園もあります。詳しくは、ネットで調べてみたり、お店へ直接問合せすることをおすすめします。

最後に、美味しい梨を選ぶポイントをお伝えします。
見た目は、形がよくてお尻がふっくらしいるもの。また、ハリが感じられ、色つやがいいもの。手に持ってみると、ずっしり重みがあって、硬さがあるもの。このような梨が美味しいと言われていますので、梨選びの参考にしてください。

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