長崎県が運営!機械設計が学べる専門校とは?
長崎県には三菱重工業などの工場があり、昔からものづくりが盛んなまちとして知られています。特に県央や県北地域では、製造業を行う企業が集まっているのが特徴です。
そんな長崎県で機械設計などの専門技術を学べる専門校がいま注目を集めています。
長崎県立長崎高等技術専門校ってどんなところ?
長崎県立長崎高等技術専門校は、県が設営する職業能力開発校です。ものづくり精神を受け継ぐ新しい人材を育てるため、さまざまな専門技術が学べる場を備えています。多くの学生が高校卒業後の進路として選んでいますが、一般選考試験を受けて入学する方法もありますよ。
「自動車整備科」「電気システム科」「商業デザイン科」など8つの専門学科があり、分野によって6ヵ月〜2年間のカリキュラムを経て就職。学校と地域企業のつながりの強さから、県内就職率は99%と高い水準を誇っています。
専門校で機械設計や技術を学ぶ魅力とは?
製造業に欠かせない機械製品の開発や設計。そんな機械設計を学べるのが「機械加工・制御科」です。最新の精密機械加工・制御技術を身につけることができるので初心者でも安心です。
また、企業と同じ機械を使って実習ができるのも大きな魅力のひとつ。より現場に即した人材を育成することができます。
さらに機械加工・制御科では、卒業生のほとんどが県内企業に就職しているそうです。地元の製造業界で力をつけたい人や地域貢献したい人にもおすすめですよ。
機械設計をはじめ、地元で活躍できる技術者を数多く輩出
長崎県は人口が減少傾向にあり、働き手の育成が課題のひとつでもあります。
長崎県立長崎高等技術専門校は、入学金や授業料が無料なのもメリット。助成や学生割引などもあるので、特に若者にとって学びやすい環境が整っています。実際に、地元企業を中心に活躍する卒業生が多くいます。
これからも、県内で未来を担う人材がたくさん育っていくといいですね。