愛媛の有名なお寺は?四国八十八か所巡りとも関係のあるお寺を紹介

愛媛県は四国の北西部にあります。北部と西部はそれぞれ瀬戸内海と宇和海に面しており、県内には200を超える大小の島々があります。このように風光明媚な愛媛県には多くのお寺が存在してます。今回はその中でも四国八十八か所巡りとなじみの深い有名なお寺について紹介しましょう。

四国八十八か所巡りにも入る愛媛県の有名なお寺

四国八十八か所巡りは四国のお寺を回る巡礼です。その中には愛媛県内にも存在するお寺があります。そのお寺は、四国八十八ヶ所霊場の第51番札所である熊野山虚空蔵院石手寺、四国八十八ヶ所霊場の第48番札所である清滝山安養院西林寺、四国八十八ヶ所霊場の第55番札所である南光坊といった場所です。日本最古といわれる道後温泉の近くにある熊野山虚空蔵院石手寺はアクセスも良く境内ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財に指定されている壮観さです。清滝山安養院西林寺は、お詣りすると1つだけ願いを叶えてくれるというお地蔵さんが安置されていることで知られています。愛媛県今治市にある南光坊は四国霊場のうち「坊」がつく唯一のお寺で、「天正の兵火」を始め、何度もことごとく焼失してきたがその度に再興されてきた歴史を持ちます。このように一例を挙げるだけでも多くのお寺があります。

お寺とはもともとどんなものか

お寺とは単に仏教の施設というだけでなく、本来は修行をする場所でした。それが徐々に発展し、今では主に一般の方へ仏教の教えを説く施設として発展してきました。日本国内には7万を超えるお寺が点在し、仏像がまつられています。その規模は様々で壮大な伽藍を持つところもあれば、アパートやビルの一室にあるというケースも少なくありません。さらに一般の戸建て住宅に見られる場合もあります。ただ、地方へ行けば基本的に伽藍のある立派なお寺がほとんどです。

お寺に入る意外なルール

お寺を訪問する際、意外に知られていないルールとして山門をくぐる前に合掌一礼を行うことです。神聖な場所に入るので、きちんとしたマナーがあるのは事前のことですが意外に知られていません。また、女性は右足から入る、男性は左足から入るといったルールがあるところも見られます。