徳島県が行うジェネリック医薬品の普及活動とは?

ジェネリック医薬品とは、新薬と同じ有効成分を使っており、品質はもちろん効果や安全性も同等と認められた後発医薬品のことをいいます。
新薬と比べて開発・研究にかかる費用がかからないため、薬代や国全体の医療費を抑えることができます。薬局でジェネリック医薬品を勧められたことがある方も多いのではないでしょうか。

徳島県はジェネリック医薬品の使用割合が全国最下位だった

全国のジェネリック医薬品の使用割合については、厚生労働省が調査を行っています。2017年、徳島県は全国で最下位だったのですが、2021年には36位となっています。使用率は61%から74%まで上がっていることがわかりました。ジェネリック医薬品の周知と使用率向上のために、徳島県はどのような対策を行ってきたのでしょうか。

ジェネリック医薬品を広めるための徳島県の取り組み

徳島県の薬局では、県民のジェネリック医薬品の理解を得るために、薬剤師からの支援や情報共有に力を入れました。その一つが「かかりつけ薬局」です。かかりつけ薬局で適切な薬の情報を提供することで、ジェネリック医薬品への知識が深まるのではとの思いからでした。
そこで、県民を対象にアンケート調査を実施。ジェネリック医薬品やかかりつけ薬局などに関する意見をもとに、周知のための広告を作成しました。それを地域新聞やタウン誌に載せることで、わかりやすい情報提供や啓発活動を目指しました。そのような取り組みが、今回の使用率向上につながったのではないかといわれています。

薬はわたしたちにとって身近なもの、主体的に選択しよう

情報を精査した上で新薬を希望するのは正しい選択です。しかし、「知らない」「よくわからない」といった理由でジェネリック医薬品を避けている方もいると思います。
ジェネリック医薬品は、効果などはそのままに、薬の形状や味を改善され飲みやすくなっているものもあります。強制されるものであってはなりませんが、自分の身体のことだからこそ、積極的に情報を得て主体的に選択していくことが大切です。

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