保育園で起こる事故を知って事前の対策を!園見学で確認したい危機管理例を紹介

子どもを出産したママさんにとって次に気になるのが、保育園に関する情報でしょう。
入園希望が通りやすい1歳か、あるいは保育料無償化の対象となる3歳から入園を考えている家庭も多いことと思います。
働かないと経済的に難しい反面、これまで子どもとずっと一緒にいた愛着や悲しむ我が子見ると、園デビューの日は思わず涙を流す保護者も少なくありません。
苦労して育てている我が子を預けるなら、安全安心な園にたくしたいものです。
悲しい事故に遭わないためにも、申し込み前の園見学では保育園の危機管理についてぜひ注視してみましょう。

保育園にひそむ危険を知っておこう!実際の事故事例を解説

保育園での事故で最もリスクが高いのが、睡眠中の突然死です。
うつ伏せによる窒息や、原因不明に起こる乳幼児突然死症候群も起こっています。
また食べ物による窒息やおもちゃの誤飲、食物アレルギーにも気をつけたいところ。
非常に少数ですが、遊具による大怪我やプールでの転倒、溺死も見られます。
地震や浸水による災害という事態に、保育園がどう対応するのかも確認しておきたい事項です。

園見学で確認!保育園で十分な危機管理がされているか

園見学の際は室内が綺麗に整理されているか、危ない遊具はないか、保育士の人員は適切か注意して見ましょう。
職員同士で確認している、リスクマネジメントに関するマニュアル等があるとなお安心です。
また、事故につながる可能性があった出来事「ヒヤリハット」の共有をしっかりしている園もあります。
注意すべきことを書き起こしたチェックリストなど、園各自で何らかの安全策をとっているはずなので見学の際質問してみてもいいかもしれません。
日本は災害が多い国なので、地域のハザードマップや避難訓練の内容も確認しておきたいところです。

危機管理の鍵は保育士!勤務の様子をチェックしよう

近年待機児童解消に向けた国の施策により、保育所の数が急速に増加しました。
それに伴い保育士人員の不足や保育の質の低下が考えられます。
園での重大事故は、配置人員の不足や職員の意識管理が招くものもありますから、保育士の様子をチェックすることは非常に重要です。
若い女性は結婚や出産でライフスタイルが変わるものです。
人手不足の園を回避するためにも、若年の保育士から年配の保育士まで、幅広い年齢が働いているか確認しましょう。
また、子どもを安全に見守るには保育士どうしのコミュニケーションが欠かせません。
保育士どうしの仲が良いい、明るい表情でイキイキと過ごせている園はおすすめですよ。

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