松山市で推進している「かかりつけ薬剤師」とは?

ここ最近では年代を問わず、一人ひとりの健康管理のためにかかりつけ医を持つことが浸透してきました。その中で「かかりつけ薬剤師」の考えも広まっているのを知っていますか?
愛媛県松山市では、かかりつけ薬剤師の普及啓発に力を入れています。

かかりつけ薬剤師とは?

かかりつけ薬剤師とは、患者の薬に関する悩みや治療などの相談に個別に対応できる薬剤師のことです。かかりつけ薬局と似ていますが、その中で担当の薬剤師がついてくれるイメージです。
通常、薬局に行くたびに対応する薬剤師は違うことが多いですが、かかりつけ薬剤師がいることで、一貫した相談窓口として内服薬の管理などをお任せすることができます。
さらに、薬局の営業時間にかかわらず、24時間相談できるというメリットがあります。不安に思ったことや、服薬を間違えてしまったときなどの緊急性を要する場合にも安心ですね。また、在宅医療を受けている方にも便利なサービスといえます。
かかりつけ薬剤師になるにはより知識や経験が必要です。そのため、薬局での勤務年数や経験などを考慮した上で選ばれています。

松山市の薬剤師会ではかかりつけ薬剤師を勧めている

松山薬剤師会でも、ホームページなどを通してかかりつけ薬局・薬剤師を推奨しています。医療費削減の目的もありますが、薬の適正利用などを通して、市民が主体的に健康づくりの意識を持ってもらうための取り組みでもあります。
松山市の薬局では、かかりつけ薬剤師がいるかどうかまでは公開されていないようなので、かかりつけ薬局で直接聞いてみることをおすすめします。

かかりつけ薬剤師を持つことで安心して内服管理ができる

かかりつけ薬剤師には利用料金が別にかかりますが、休日や夜間対応が必要であったり、安心して服薬管理をしたい方はメリットが大きいのではないでしょうか。
とはいえ、このサービスはあくまでも利用するわたしたちが選択するものです。自分を含めて家族の状況なども考慮すれば、利用したい理由や期間なども人によって違うと思います。それぞれが必要性を考えた上で、上手に活用できると良いですね。

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